ヤフオクでセンタースタンドとパーツリストを入手
(本当はサービスマニュアルが欲しかったんですが価格が高くて手が出せませんでした。そもそも元の価格が違います)
前回の記事 ホンダ・ジョーカー90 ナンバープレート取得と試乗した感想
センタースタンドパーツリスト入手
先にパーツリストを入手(落札)しました
パーツリストでセンタースタンドの部品構成を見ていくと
センタースタンドがバネ付きで入手出来たら、
- 見出し番号12 (フランジ付き)ボルトのM10×20を2本と
- M10のワッシャー2個
- M10のナット2個
- 現物合わせでスペーサー を用意すればセンタースタンドの取り付けは出来そうです。
メーカー純正センタースタンド落札
メーカー純正のセンタースタンドもヤフオクで落札して入手しました。
センタースタンドは地面に接する部分を見ると少し削れて使用感は有りますが、ご丁寧に再塗装をして保管されていた物のようです。少し錆が出ていますが、25年前の物の状態としては非常に良い状態だと思います。
後は現物合わせでスペーサー他細かい部品を集めればセンタースタンドを取り付けて、キャブレター調整等作業がしやすくなります。
フレームの センタースタンド取り付け部を確認
???センタースタンドを取り付ける穴が見当たりません。
センタースタンドってどこに付くの?
パーツリストの図やインターネット上で画像を調べまくってようやく解りました。
青色で書き込んだ部分にセンタースタンドを取り付ける部分が付いている筈なのですが、
このジョーカー90、センタースタンドを取り付けるステーを削り取って切り落としてしまっているようです。
しかも、このスクーターって片持ちサスペンション?なんですね、
・おじさん(私)が、高校生時代に乗っていた ホンダのオフロード車 MTX-50 の、リアサスペンションは、プロリンクという名称だったのですが、同じような構造なのでしょうか?
レース場で使うようなメンテナンススタンド?も使えません。
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両側にサスペンションが付いているものであれば、メンテナンススタンドもどき の物を木の板で簡単に作れそうなのですが、その手も使えません。
・・・サイドスタンドを取り付けたから、センタースタンドは取り外してしまえ! と言う発想は理解できないことはないのですが、センタースタンド取り付け部を切り落とす事はないじゃないか。
邪魔になる訳でもないのに・・・
対応策として適当な頑丈な鉄材を溶接してセンタースタンド取り付け部を取り付けるのが一番良さそうですが、私は生憎溶接機を持っていません。
センタースタンドの取り付けは先送りにして、サイドスタンドの修正
近所の諸先輩(爺様方)に聞いて回れば誰かが溶接機を持っていそうな気がしますが、聞いて回るのが面倒くさい。(借りたら何らかのお返しも考えなくてはいけないし)
溶接機は前から欲しいと思っていたのですが、年に何回も使う物では無い為、購入する決断も出来ていません。
センタースタンドの取り付けは先送りにして、取り付け方法を考える事にします。
サイドスタンドの取り付け部確認準備
現状の傾き具合は
結構な傾き具合で、とても不安定です。
何らかの方法で車体を固定しないとサイドスタンドの調節も出来ません。
とりあえず作動油継ぎ足しで修理したガレージジャッキ(油圧ジャッキ)1台でフレーム部を持ち上げて見たのですが、とても不安定で、修理作業が出来る様な状態ではありません。横に力を掛けたら簡単にひっくり返ってしまいます。
実家から古いジャッキを持ち帰りジャッキ2台使いでしっかりと安定させて作業をする事にしました。
センタースタンドを取り付けるステーが出ていたと思われる部分両方にジャッキを当てて
後輪が浮くまで左右均等に慎重にジャッキアップします。
センタースタンド替わりのジャッキ2台使いは成功です。かなり安定して持ち上げる事が出来ました。
メンテナンス時のみセンタースタンドを必要とするのであれば、
センタースタンドが無くても、ガレージジャッキ2台で対応可能って事になります。
でも、センタースタンド 買っちゃったんですよね。そのうち・いつか・センタースタンドの取り付けも考えます。
サイドスタンドのグラつき調整。
サイドスタンドの取り付け部にグラつき(遊び)が有るので、一旦サイドスタンドを取り外してワッシャーか何かを挟み込みグラつきを少なくしたいのですが、
自作の引っ張り棒でサイドスタンドのバネを外そうとしたのですが、引っ張り棒が太すぎてうまく外す事が出来ません。
センタースタンドの取り付け部を、写真を撮って拡大してみると
一応ワッシャーが挟み込まれてはいるようです。
ジョーカー90を持ち上げた状態で、サイドスタンドを揺すってみると!
サイドスタンドを取り付けている鉄板と、フレーム側の鉄板に穴が開いているのですが、ねじ止めされていません。
サイドスタンドのぐらつき以前の問題で、サイドスタンドの取り付け部がきちんとフレーム側に固定されていません。
サイドスタンドのぐらつきの主な問題はこちら側のようです。
最近入手した400円のデジタルノギスで穴径を測ってみると、穴径6.8mm
M6のネジでここをしっかりと固定させればサイドスタンドが大分しっかりとして、今迄よりはジョーカー90の傾きが少なくなるはずです。
おじさんの秘密基地(作業小屋)の中を物色してネジを探したところ
いい物が在庫でありました。M6×30のステンレス六角穴付きボルト(キャップスクリュー)が1本だけ残っていました。少し長すぎな気がしますが、奥に突き出す方向で取り付ければ特に問題無く使えそうです。(何かと干渉する事は無さそうです。)
このネジでセンタースタンドの取り付け部の鉄板をしっかりと固定、の予定でしたが、ネジ穴の位置がずれていてM6のネジが通りません。
ドライバーの軸を使って穴位置を合わせる様に手前の鉄板部品をこじ上げてみたのですが、鉄板が厚い為簡単には調整できそうも有りません。
仕方がないので一旦M5のネジで固定する事にしました。
ある程度固定しておいて、春になって暖かくなってから、外装を外してM6のネジできちんと直したいと思います。
M5のネジでも固定は可能でした。
ここまでの作業で時間切れ、本日の修理はここまでです。
この作業でサイドスタンドのぐらつきは大分解消され、比較的安定して駐車できるようになりました。
冬季は寒くてバイクに乗る気にはなれないので春まで冬眠してもらいます。
後日、M5のネジを増し締めして、サイドスタンドの根元のネジも増し締めし、100均ショップで買って来たバイクカバーをかけて、春まで冬眠してもらう事にしました。
冬眠させる前に、キャブレターのドレンカップ内の混合ガソリンを抜くべきか?少し悩んだのですが、ガソリンタンクからの供給のON/OFFレバーが見当たらなかった為、このまま放置、
春になってこのバイクに乗る前に、ドレンカップ内のゴミや水分を少し流し出す事にします。
50代半ばのおじさんは、寒くてもバイクに乗ったり弄ったり と言った根性が有りません。
この作業に使っていた屋根付きの場所は、元々トラクター様の為にDIYで作った物です。
ジョーカー90のスタンド補修の間、トラクター様は毎朝霜に覆われても耐えてもらっていましたが、何十年も働いてもらう予定のトラクター様の塗装の為にも屋根付きの駐車場に早く入れてあげたかったんです。(雨ざらし、毎朝の霜、により塗装面だけでなく各部に錆が出てしまう事を避けたかったんです)
ジョーカー90はネジの増し締めで、かなり姿勢の正しい子になりました。
小春日和の穏やかな日にはメンテナンスを行いたくなるのですが、春まで我慢します。
冬の間はスクーターに乗る気にはなれないのですが、小春日和の風のない日にはこのスクーターをメンテナンスしたくなるのですが、メンテナンスも春までおあずけとします。
(4℃近くまで気温が上がり風が無ければ、温かくて外で何かしたくなる。と言う場所・地方です)
(1月下旬~2月中旬の一番寒い時期は気温3℃位でも風が吹いていなければ「割と暖かいね」と感じ、梅の木の剪定等を行います)
理由:機関部の調整を行う為にはボディーカバー・フェンダー等を取り外す必要があります。
冬季は樹脂部品が固くなり、破損の可能性が高くなります。
何度かボディーカバーを取り外しをしたことがあるスクーターや、サービスマニュアルが手元にあれば、寒い冬でも取り外しも出来るのでしょうが、ジョーカーは初めて弄るバイクです。
無理やりボディーを引きはがそうとすると思わぬところを壊したり、割れてしまったりします。
ましてや25年以上前のスクーターです、経年劣化で樹脂製品は壊れやすくなっていると思われます。
樹脂製品の割れや爪の折れを考えると、出来るだけ温かい環境下で作業をした方がよさそうです。
早く弄ってみたいのはやまやまですが、春までじっと我慢します。
以上、
次回 ホンダ・ジョーカー90 センタースタンド取り付け・試作
ホンダ・ジョーカー90 #10 サイドスタンドのグラつきを修正(当て止めは3カ月で外れてしまいました) 最後スタンドの可動部にカラー/スペーサーを入れてぐらつきを少なくしました。
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