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修理・調整・点検

ホンダ・ジョーカー90 #42 リアブレーキの遊び調整

ホンダ・ジョーカー90 リアブレーキのあそび調整

アクセルのあそび とか ブレーキ(レバー)の あそび という言葉を当たり前のように使っていて、今更ですが、遊び(あそび)ってどういう意味で、何のためにあるのか?

解っている方は読み飛ばして頂ければ良いのですが、何のために遊びがあるのか分からないしくは説明できない方のために説明させて頂きます。

このブログは、出来るだけ初心者の方にもわかりやすく、初歩的な事から書いているつもりなのですが、遊び とか へたる とか 他にも、おじさん(私)が当たり前に使っている言葉でも分からない方が大勢いらっしゃるかもしれません。

おじさん(私)の個人的な解釈(講釈)

あそびとは?言い換えるとすれば余裕という言葉が近いと考えます。

遊びが無くて(余裕が無くて)生真面目きまじめにキチキチに調整してしまうと、思わぬ事態に遭遇した時に対応ができなくなる。又は、それ以前に自分から危険な目に合う行動をとってしまいかねません。

ブレーキの説明より、アクセルの説明の方がわかりやすいと思いますので、アクセルに遊びが無いという状況で説明します。

教科書(ホンダ・ジョーカー50のサービスマニュアル)では、
スロットルグリップの遊び(グリップフランジ部)2-6mm と書いてあります。
→スロットルグリップを最低でも2mm以上動かさないとアクセルが開かない、でも、アクセルが開かない範囲は6mm以下に調整しなさい。という意味です。

教科書通りに調整しておけば問題は無いのですが、遊びが無い場合はアクセルに少し触れただけでエンジンの回転数を上げてしまう事になります。

結果、遊びが無いと 何がいけないか というと
エンジンをかけた状態で、信号待ちや、道端にスクーターを止めている時に、何かがアクセルにあたっただけで、運転者の意思とは関係なくスクーターが走り出す可能性があります。

本文よりも前置きの方が長くなってしまいそうです。

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ホンダ・ジョーカー90のリヤブレーキの遊びの適正値は?

リヤブレーキを操作し、ブレーキの利き具合やレバー(ケーブル)の動作か状態を点検する。

*レバー(ケーブル)の引っ掛かりのような症状がある場合はブレーキケーブル交換の必要があります。

ホンダ・ジョーカー90のリアブレーキの遊び調整 ブレーキレバー端末で10~20mmの間に調整します。

レバー先端部でブレーキレバーのあそびを点検する。

遊び:10~20mm

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リヤブレーキの遊び 調整方法

ホンダ・ジョーカー90のリアブレーキの遊び調整方法説明写真

調整は、リアタイヤ横のアジャストナットを回して行います。

調整する時に、ピンの部分を手で引っ張り(押し出し?)バネを縮めるように車体前方へ移動させて、アジャストナットを回します。
アジャストナットが錆びついていなければ工具無しで手でもアジャストナットを回す事が出来ます。

・アジャストナットを締め込むと、遊びが少なくなり。
・アジャストナットをゆるめると、遊ぶが大きくなります。
・アジャストナットは半回転ごとにピンと合わさるようになっています。

*注意:調整後、アジャストナットの溝とピンが合っている事を確認します。

以上、

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