ジョーカー90を購入して修理を行いつつ、少しずつ試乗しているのですが、まだ慣れなくて運転が怖いんです。
スクーターのライディングポジションって何が正解なのか解っていません。
今は、椅子に座るようにして、膝の角度がほぼ直角で運転しているのですが、何かが違う。
バイクのせいでは無くライディングポジション(乗車姿勢)が悪いのではないかと言う考えに至り、適切なライディングポジションについて確認・考察・試乗を行いました。
ジョーカー90 乗車姿勢が悪いのか車体との一体感が得られない
舗装路のライディングポジション(乗車姿勢)
修理を行いつつ、少しずつしか試乗していない為かもしれませんが、車体との一体感が得られず運転が怖くて恐る恐る乗っている状態です。
250cc位のオフロードバイクやスポーツバイクの方が(燃料タンクを足で挟み込んでいる分)一体感を得られて、バイクを操っている感があります。
おじさんの技量では、400cc、1100ccクラスになると操りきれなくて載せて頂いてる感が強くなります。
改めてバイクのフロアー部を見ると
インナーカウルの下部 アルミステップの先の部分の両端に滑り止め?のギザギザが付いています。
ここに足を乗せろっていう事?
映画 イージーライダー を思い出すと、アメリカンバイクの場合シートに深く腰掛けて足は前に投げ出した形で運転していた覚えがあります。
(著作権の問題があるので画像は載せられません。興味の有る方は調べて見て下さい。)
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足の位置をフロアステップの平らな所では無くインナーカウルの下に置き、舗装路の直線道路を運転してみると、だいぶ安定して乗れている気がします。
ハンドル位置の調整も済んだので加速を楽しみながらアクセルを開けると60km/hまでは何の問題も無く加速できます。
(平地走行でアクセルを全開にすると80km/h(メーター読み)まではスピードが出ました。)
長距離直線の舗装道路の運転は足を前に投げ出して運転。で良さそうです。
オフロード(未舗装路)のライディングポジションはどうすれば安定するのか
このジョーカー90を購入した主な目的は、田んぼの水量管理の為のお手軽移動手段です。
轍の、草の生えていない所を真っ直ぐに走っていくしかないと思うのですが、砂利道なので車体が振られて怖いんです。砂利が浮いていてハンドルが取られます。
夏になって草が伸び始めると(轍の間)道の中心部分は軽トラックの腹(下)で草を擦りながら走る道です。
(轍の間隔は軽トラックのタイヤの幅です。基本的にこの道は軽トラックとトラクターしか通らない道です。)
漫画AKIRA(アキラ)の金田のバイクの乗り方を確認
漫画のAKIRA(アキラ)を知らない方が多いと思いますので少し説明すると、漫画雑誌YUNG MAGAZINEに掲載。1982年の12月号初回連載時に、
2020年の東京オリンピック開催を予言していたという事で少し話題になった漫画です。
(おじさんは発売当時 全巻初版本を購入して、大事に保存してあります。)(ちょっと自慢です)
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漫画好きな方にはぜひ読んで頂きたい名作だと思っています。
この漫画の中で、主人公の金田君が乗っている、通称 金田のバイク が スクータータイプでかっこいいんです。
(かっこいい云々は今は関係ないのですが、)
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漫画の中で瓦礫の上を走る(ジャンプする)シーンがあったよな?と思い、数十年ぶりに漫画を取りだして一気読み、金田のバイクの乗り方を学びました。
(著作権の問題があるのでバイクに乗ってジャンプしている画像は載せられませんが、興味の有る方は調べてみて下さい。)
階段を飛び降りるシーンではフロアーパネルの一番後ろに足を載せて立ち上がっています。
さらに読み続けると、シート下のエンジン?(エンジンカバー?)の上に立ち上がっているシーンもありました。
(金田のバイクは 全6巻の内、1巻にしか出てきません。)
フムフム、フロアーパネルが広いのは、走る路面状態によって足の位置を変える為みたいです。
金田のバイクの乗り方を踏まえて試乗
舗装路を走った後、先述の田んぼ道へ行ってジョーカー90の乗り方の練習です。
先ずはフロアステップの一番後ろに足を置いて踏ん張っての試乗、
続いて、リアステップ(二人乗りの時に後ろの人が足を載せる場所)に足をかけて踏ん張ったり、リアステップ状に立ち上がったりして運転の安定度を確認。
バイク(bike:自転車、オートバイ)の乗り方を思い出してきました。
マウンテンバイク(自転車)や、オフロードバイクで未舗装路を走る時はサドル/シートには座らずに走っていました。
要は重心がどこにあるかの問題ですね。
バイク単体での重心の位置は移動しませんが、運転者の乗り方で重心の位置はだいぶ変わってきます。
シートの上にどっかりと座り、足はステップに軽く載せる状態の場合、運転者の体重(仮に65kgとします)の重心はほとんどシートの上にあり、高い位置です。
対して、ステップの上に立ち上がった場合は重心は座っている時よりステップに近い位置、低い位置になります。
乾燥重量 89(kg)のジョーカー90の車体に対して、体重65kgの人間の重心がどこにあるのか?これは大きく操縦性(安定性)に響いてきます。
車体重量+車体重量の73%の重量(体重65kg) オイルやガソリンの重さを入れてざっくりと155kg~160kgの重量の物が移動する時の重心位置です。
重心位置は低ければ低い程安定するはずです。
乗車姿勢を色々変えて見て、ジョーカー90のライディングポジションは一応解ってきました。
ジョーカー90(スクーター)の舗装路でのロングドライブ時
- シートに深く腰掛け(シートに体重を預けて)
- 足は前に投げ出す形でインナーカウルの下につま先が乗る位の状態
未舗装地:砂利が浮いていてハンドルが取られそうな道
- シートにはあまり体重を掛けずに
- フロアーパネルの一番後ろに足を置き足に力を入れる
若しくは、リアステップ(後席用ステップ)に足を載せて足に力を入れる - リアステップに足を載せて力を入れる場合はシートの後ろ側に腰掛ける
(リアステップの上あたりに腰かける) - (必要に応じてリアステップ上に立ち上がって操縦)
街乗り時
- シートに深めに腰掛け
- 足はフロアーシートの前方に置き少し力を入れると安定します。
- 交差点で右折/左折する時は、フロアーパネル後方に足を移動し足で踏ん張ると安定します。
舗装路を走る時にも少し足に力を入れて(体重をかけて)走ると安定して走る事が出来ます。
漫画AKIRA(アキラ)の金田のバイクの乗り方を調べられない方は HONDA X-ADV の乗車姿勢が参考になります。
本田技研工業さんのホームページ内の X-ADV と言うバイクのページの動画や静止画像をよく見ると乗り方の参考になります。
動画をよく見るとオフロードを走る時にはリアステップに足を乗せて運転しているように見えます。
動画を一旦停止しながら見ると解り易いのですが、通常の街乗り舗装路走行時も、一人乗車にもかかわらずリアステップを出した状態で運転しています。
以上、
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