春になり暖かくなってきましたので、バイク(ホンダ・ジョーカー90)弄りを再開する事にします。
このバイクは納車後すぐに試運転をしただけでまだ何も調整していない状態です。
ヤフオクで実車確認もせずに購入した車体なので、再度状態確認と修理調整が必要な部分の洗い出しと修理・調整の優先順位を決めたいと思います。
100均ショップのバイクカバーを外して、鍵を差し込みスイッチオン、スターターボタンを押すと・・・何も起こりません。
バッテーリー上がり?
リアブレーキ(左側のブレーキレバー)を握ってセルスイッチを押すとセルが回りました。安全の為にリアブレーキを握った状態でないとエンジンが掛からない仕様になっているようです。
2度目の試乗走行後にエンジンが十分温まった状態でキックでエンジンを掛けてみると、ブレーキレバーを握らなくてもエンジンが掛かりました。???
どちらが正解なんだ?
エンジン始動時、ブレーキレバーを握るか握らないか?
安全の為にはブレーキレバーを握った状態でエンジンを掛けた方が良いのですが・・・?
そんな、初歩的なことも解っていないジョーカー90の修理調整を行っていく予定です。
冬眠から目を覚まさせてジョーカー90のエンジン始動
セルが回ったのでバッテリーはまだ使えそうですが、エンジンが始動しません。
長期間エンジンを掛けていなかった場合は、キャブレターのドレン抜きネジを緩めて古いガソリンや底にたまったごみ・水を抜き取ります。
キャブレターの位置は車体右側、キックペダルの上です。
キャブレター周りは油と埃で汚れています。
(蜘蛛の糸が周りについています。)
前回試乗した感じではエンジン回りは何も弄らなくても良いくらいだと思ったのですが、この汚れ方を見るとキャブレターの分解掃除を行った方がよさそうです。
ドレン抜きネジを緩めてキャブレター内の古いガソリンをある程度抜いて、ネジを元通り締め付け。
(ドレン抜きホースが付いているので、容器で受け止めます。)
メインキーON
リアブレーキを握り
セルスイッチON
素直にエンジンが掛かりました。
センタースタンドが無いのでジャッキアップして各部点検
このジョーカー90はセンタースタンドの取り付け部が切断されていて、センタースタンドが付いていないので、油圧ジャッキ2台使いで後輪が少し浮き上がる位迄車体を持ち上げて固定。
車体がグラつかずしっかりと真っ直ぐ立つように調節
各部点検をしていきます。
今までに分かっている問題点
先ずは今までに分かっている不具合部分3か所
ハンドルとブレーキレバーのおかしな位置関係
ハンドルの角度とブレーキレバーの角度がおかしなセッティングになっている為、普通にハンドルを握った状態からアクセル全開に出来ない 不具合部の角度設定。
冬の間にインターネットの大海原の中からいろいろな写真を見てハンドル角度は確認済みです。
インターネット上の写真を参考にすると、ハンドルの両端(バーエンド)の高さはヘッドライトの下・ウインカーの高さ位の位置なのですが、・・・?
このジョーカー90はウインカーの位置が変わっています。ヘッドライトの下に金具を付けてウインカーは少し上向きに取り付けられています。(ウインカーは水平についていなくても大丈夫な物なんでしょうか?)このままでも良さそうですが、問題がある様であれば必要に応じて角度調節をする事にします。
ウインカーはハンドルについている筈だったのですが、ハンドルを確認してみるとウインカー取り付けステーを削り取った様な後は見受けられません。
ハンドルが社外品?に取り換えられているようです。
ハンドルが標準品ではないという事は、冬の間にネットサーフィンして調べたハンドルの角度の知識は無駄な努力になってしまったかもしれません。
ここは、実際に現物で微調整をしながら調節する事にします。
ヘッドライトのLOヘッドライト(下向き点灯)時にヘッドライトが点かない
上の四角いスイッチはヘッドライトのON/OFF切り替えスイッチだと思い込んでいたのですが、親切な方に教えて頂きスイッチを再度よく見てみると、HI/LOの切り替えスイッチでした。
スイッチの表面が劣化して摩耗している事と私の老眼の為に良く見ていなかった部分です。
現在はバイクのヘッドライト常時点灯が義務化されている為にヘッドライトのON/OFFスイッチってないんですね。一つ賢くなりました。
ヘッドライトが点いていなくておまわりさんに怒られても困るので早急な修理が必要です。
・・・HI側はヘッドライトが点灯するので、とりあえずは光軸を少し下げておいてそのまま使用。・・・
「しかし出来るだけ速やかに、前向きな方向でしかるべき対応を考慮していく所存でおります。」(どこかのお偉いさん風に書いてみました)
この言い方って今は何も考えていないからこれから考えてはみます。いつ対応できるか・そもそも対応できるかどうかは分かりません。っていう解釈が出来てしまう言い方ですよね。
冗談はさておいて、ヘッドライト問題は直ぐに対応する必要があります。
ヘッドライトの電球(フィラメント)のLO側が切れているか・スイッチの接触不良か・配線の断線等が考えらえれます。
フロントブレーキ(前輪ブレーキ)をかけてもブレーキランプが点灯しない問題
リアブレーキを掛けた時にはブレーキランプが点灯するので、電球が切れているわけでは無さそうです。
フロントブレーキレバー(右側のブレーキレバー)の根元付近を下から見上げてみると、リミットスイッチ(物理的に接触でON/OFFするスイッチ)が付いているのがわかります。
原因は多分このスイッチの接触不良ではないかと思います。
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その他の部分の不具合状態確認
各部サビ取りが必要
メーター上部の錆が酷い状態です。
とりあえずサビ取りをして綺麗にして、その後は・・・鏡面研磨まで仕上げてクリア塗装をするか、メッキ風塗装をするか、錆落としをした状態を確認してから決める事にします。
ヘッドライトの瞼の裏も錆が出ています。
他にも錆は各所に出ていますので対応を考えます。
塗装関係 細かい部分の仕上げと再塗装が必要
塗装面を改めてよく見てみると、タッチペンで修理した跡が何か所も有ります。
タッチペンの色とボディの色が合っているのであまり目立たない程度には綺麗になっています。
ここは水研ぎ(耐水紙やすりを使って水で濡らして表面研ぎ)してコンパウンドで磨けばかなり綺麗になりそうです。
ステッカー(シール)を剥がした後でしょうか?
塗装面が白っぽくなっています。
ここは水研ぎをしてみて、結果が良くなければ塗装が必要になります。
リアBOXの塗装はげ、触るとポロポロと塗装が剥がれ落ちます。
ここは塗装でごまかせる自信がありません。
全部塗装し直す塗料代を考えると買い替えた方が安くて・早い 気がします。
ステッカーか何かでごまかせないか考えてみます。
インナーカウル(内側のカバー)部分の劣化が激しく、白っぽくなっています。
この部分に古臭さが出てしまいます。(実際古いバイクですから仕方がないのですが)
ここを綺麗にしてあげれば、かなり見た目の綺麗な車体になりそうです。
インナーカウルの劣化部分は、ガスバーナーで軽く焙って綺麗にする方法も有りますが、この方法は軽トラックのサイドミラーを綺麗にしようとした時に焙りすぎて変形させてしまった苦い経験があるので今回は塗装で綺麗にしてみようかと考え中です。
鍵 キーの不具合
このジョーカー90はメインキーと、
給油口の鍵・メットイン?(シート下の小物入れ部分)の鍵 が違い、2種類の鍵が使われています。
年式を考えればニコイチ(二台の不具合があるバイクの良い所だけを使って、一台の調子が良いバイクに仕上げる)で現状の形になっている事は容易に想像出来ます。
鍵が2種類必要なのは大した問題では無いのですが、メインキーのハンドルロック解除に癖があり、一発でハンドルロック解除できません。
解除できる時の感触がぬるっとしています。(うまく言葉で表せませんが、凄く硬いグリースが隙間に挟まっている様な感覚です。)
少々問題ありです。
*追記:メインキーの鍵穴の中を パーツクリーナーで掃除しただけで、鍵の動きがカチッと決まるようになりました。
キーの分解・掃除・再組立てで修理出来ると思うのですが、キーの分解が出来るような構造なのかも今の処不明です。
キー一本で三か所に使えるようにキーの交換も視野に入れて考えます。
機関関係の不具合は?
先述した通り、短時間試乗した感想としては何も弄る必要が無いのではないかと思っていたのですが、キャブレター周りの汚れを見ると、一度カウルを外してキャブレター掃除とエンジン回りの掃除をした方が良さそうです。
まとめ 修理調整の優先順位
一通り見まわして不具合部分の洗い出しと優先順位を決めます。
修理優先順位 同率一位 3点
次点以降
- メッキ部分の酷い錆落とし
- ギヤオイル交換
- カウルを取り外して機関点検・掃除・整備 キャブレターの分解掃除
- カウルを外した時についでにインナーカウルの塗装?
- カウルを外した時に、センタースタンドの取り付け方法検討
- 外装タッチペンの後を消す為に水研ぎ後コンパウンド仕上げ
- メインキーのハンドルロックの癖をどうするか(パーツクリーナーで掃除して解決済み)
- 他 乗っているうちに色々気が付く部分があると思いますので都度対応予定です。
以上、
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